願望なら、願い事なら、それを成就させるための「行動」が必要です。
指一本動かすのもおっくうで、苦労してまで現状を変えようという気持ちにはなれないかもしれない。
でも寝ているだけでは願い事は叶わない。
また「〇〇したい」には、それをさせない・そうなるのを防ぐ何かがつきまといます。
例えば欲しいものがある時、思ったより高いな?とか本当に必要かな?って思う。
『死にたい』を防いでいる何か。それは自分の体です。
お腹が減ればなんか食べたい。寒ければこたつ入りたい。お腹痛ければ薬飲みたい。
これらはすべて体からのシグナルです。肉体的な苦痛は、その源を自分に絶たせるためにある。
頭のほうでいくら「死にたい」と考えても、体のほうはその真逆の「~したい」を願います。
高いところに登って下を見ると、痛そうなのでやめたくなる。頸部を圧迫してだんだん気持ちよくなってきても、「うわっやべっ!」って体がびっくりしてやめさせようとする。
意識が脳にあるなら、本能は体にある。生物としての本能がそれをさせない。
自分の手を軽く握って見てみてください。
あなたの手、あなたの指に生えている爪は、あなたの死にたいという気持ちをまったく知らない。これから死ぬことをこれっぽっちも考慮していない。
生きることを何一つ疑っていないから日々伸びていくのです。
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