2020年11月22日の日記

 今年はただ生きてるだけで終わってしまいそうです。なんもしてねぇ。去年までは死んでたのでいいっちゃいいのですが。


 おととととしの冬に事故って死にかけて実家に帰って、夏に辛い別れをして、誰にも会いたくなくなってそれからずっとずっと車の中で過ごして、警察に捕まって*1実家に帰って、丸一年海眺めて過ごして、やはりここで生きていくしかないのかなと思って少し働いて、いややっぱこの島は人間の住むところじゃないと思って今年の3月に急に飛び出して、それから今に至ります。このブログの30記事くらいは車中泊してた9ヵ月の間に書きました。人間、裏で何やってるか分かったもんじゃない。

 最近は街中に完全に溶け込んでいて、あのクッソ寒い車内で一人で過ごした日々は薄れていく一方です。すこし悲しい。思い出は残っても気持ちまでは思い出せない。残っているのはあの頃シガーソケットに繋いだ赤いカーインバーターに繋いだ電気毛布だけ。夜中は標高の低い所にいると職質されるのでずっと山にいました。冬季封鎖中のキャンプ場の上のダムの駐車場にいました。星がよく見えました。星が見えたらなんなんだよ。そんな毎日でした。


 最近は完全に社会に溶け込んでいて、ほどほどのストレスで楽しく仕事していて、もうメンヘラこじらせて仕事や学校をバックレたりアパートが取り壊されるのにひきこもり続けて(そのまま地縛霊になりたいと本気で思っていた)実家に送還されることは二度とないのだろうと思います。あれ以上落ち込みようがない。人によっては一生縁のない、人生の底の底の底を見ました。終わりを見ました。結婚して、じいさんかばあさんになって、やはりじじいかばばあを見送って、ゆるやかに朽ちていくのが平均的な人生の終わりだと思いますが、私は二十代そこそこでそこを通り過ぎてしまいました。もう老後なんだって思います。『老後の過ごし方』みたいな本も町の図書館で結構読みました。


 失ったものがたくさんある。友達。健康。ずっと暗い顔して過ごしてたせいで表情筋が完全に死んだ。でも恨みつらみも薄くなってきました。一緒にいたくない人間とは一緒にいてはいけないし、一緒にいたい人から目を離してはいけない。私は他人を舐めまくっていたし、甘えまくっていました。甘やかしてくれてありがとうとしか言えない。楽しかった。自分にも周りを楽しくさせる気持ちがあればよかった。


 どうして急にこんなしおらしいことを書いているのかと言いますと、冒頭の「なんもしてねぇ」に戻るわけです。最近何もしてない。大体の人間は何もしてない。働いて遊んで寝るだけです。私も年とっていろんなことが分かってきた。こんなブログ続けてても何にもならない。一人じゃ大したことはできない。


 かといってずっとなにもしないのもストレスで、明日も明後日もヒマだしなんかしなきゃ!って発作的に飛び起きて書いています。なんかした気になった。満足した。満足したので寝ますが、本当はもっと落ち込んでる人を励ますような何かがしたい。落ち込んでると辛いので。ほんと、最近はただ生きてるだけ・・・。

*1:車検が切れそうな車でその辺うろついてたのと捜索願いが出ていたため公安にマークされていた