仙台@20250116























人間とは4種類。わかる人・わからない人×わかりたい(わかってほしい)人・興味ない人。この2x2通りの組み合わせ。

所用で仙台へ。高速バスの車窓いっぱいに、この季節にしか見られない銀世界が広がっていた。農閑期のまっさらな田畑。緑の代わりに白を纏った木々。山を割り、土をくりぬき、自然を制覇した証でもある数々のアーチ橋。凍りついた川。徒歩ではたどり着けないような場所にも人々の営みがある。


10年前の私なら間違いなく写真を撮りまくっていた。世界にはこれだけのものがある。なのにここには誰もいない。自分しか。私は誰かにわかってほしくて写真を撮っていた。そして隣に誰かいたとき、私は写真を一切撮らなかった。この景色は私たち二人だけが覚えていればいいからだ。

その人がいなくなってからあまり写真を撮っていない。シャッターチャンスを逃し続け、県境のトンネルを境に雪も消え、写真のことは忘れた。