今年受験生や大学生と話すことが結構ありました。ゲームやこのブログが縁で話しかけてくれました(ありがとう)
〇〇に悩みながらも無事進学した人。〇〇して志望校に受かった人。O〇しながらどうにか頑張っている人。
みんなすごいです。ありえんえらいです。
・・・
私ももう一度大学生になることにしました。
もくじ
経緯
今まで主にWeb制作—ホームページとかアプリ作る系の仕事をしてきました(その割にはブログがしょぼい禁止)。
Web制作は分業です。デザインを考える人。ガワを作る人。中身(システム)を作る人。作るのはめちゃくちゃ楽しいけど、私は一番簡単なやつしかできません。いつか確実にAIに取って代わられる。そもそもホームページやアプリはいつまであるのか? 死ぬまでやっていけるのか?
そんなとき、その話何回するんだって感じなのですが『高校生以下の自殺者と不登校児童が過去最多』『相談窓口のボランティア不足』というニュースを見ました。
私も学校の頃は一生家で寝ていました。5年前には友達を亡くしています。先のニュースを見たとき、これからは誰かを支えることに時間を使おうと思いました。
そんで参加している相談窓口の方々の影響を受けるなどした結果、この10月から放送大学で心理学を学ぶことにしました。
放送大学
放送大学は通信制の4年制大学。
単位周りのシステムや卒業要件は一般的な大学と同じです。半期(半年)に15回の授業。1科目終了で2単位。124単位以上で卒業。
異なるのは試験なしで入学できる、授業がフルリモート、そしてキャンパスライフがないことです。キャンパスないからね。
みんなで食堂に行ったり、砂利の駐車場で手持ち花火したり、夜中に車出してもらって吉野家や心霊スポットに行ったり、集まってポケモンをすることはできません。姫になってサークルを破壊することもできない。まあこの辺は一回やったからいいか(やったか?)
シラバスだのレジュメだのいう南蛮語が一体何を指すのかもはや思い出せない。単位が取りやすい授業なんかも先輩に聞きたいですが、先輩がいません。一応図書館や学習室を内包した学習センターなる施設が47都道府県に一か所以上ずつあり、サークルもあるっちゃあるようなのですが、我らが県のそれは完全に老人会でつるめそうにありませんでした。*1
一人でやらなければならない。
課題と単位認定試験
4月か10月に入学できて私の場合は後者、後期から授業が始まるわけですが、どうすれば単位が取れるのか。
- 11月:課題(1科目10問程度のマークシート)
- 1月:単位認定試験(50分間一発勝負・4択だったり記述式だったり・テキスト持ち込み可)
課題を出さないと試験が受けられません。試験に落ちても次の学期にもう一度だけ無料で受けられます(学費については後述)。
卒業要件124単位、4年で出るなら1年で31単位。つまり半年で16単位=8科目ずつ取ればいいのですが、まずは無料お試しセットのお申し込み。6科目取りました。
- 心理学概論('18)
- 心理学研究法('20)
- 教育・学校心理学('20)
- 心理カウンセリング序説(’21)
- 日本語リテラシー('21)
- 色と形を探究する('17)
認定心理士の認定に関わる4科目+面白そうな2科目。日本語リテラシーは〝文章の書き方〟を学べるそうです。私は中2からブログをやっていますが、文章の書き方を体系的に学んだことはありませんのでこのありさまです。少しでも日本語がうまくなれば・・・。
今月末が課題の提出期限ということで慌ててテキストをめくったり閉じたりしていますが、面白そうな科目は1つだけ取ればよかったです。息抜きにやろうと思って取りましたが心理学が面白すぎる、それ以外の科目に頭を切り替える余裕がない。
学習方法
最後におうちで勉強したのも中2なので、自主学習の習慣が失われて久しいです。もはや前世の記憶です。まるでうどんです。あの頃朝4時まで勉強していました。2学期からは不登校になりました。あの夏なにがあったんだろう。
そんな全盛期の自分を蘇らせて4時まで机に向かおうと意気込むも1時にはあたたかくして寝ました( ˘ω˘ ) (9時9時で社畜やってた頃の後遺症で一晩中ペンを走らせる体力も)ないです。
お昼の休憩1時間。15分でご飯食べて、15分テキスト読んで、残り昼寝。これでいけるか? 15分昼寝するとすさまじい疲労回復効果があるそうです。うとうとするだけでも脳が休まる気がします。コーヒーとか飲んでから昼寝するといい感じに起きられます。
テキストの1ページ目を読む→1ページ目を読む→2ページ目を読む→1ページ目を読む→2ページ目を読む→3ページ目を読む→2ページ・・・って感じで3回ずつ読むのがいいとYouTubeで見たのでしばらくやってみます。*2
学費・そもそも卒業できるのか
去年から今年にかけて〝社会福祉主事〟という資格を通信で1年かけて取り*3、履歴書の行数を増やせることに味を占めたのと、始めさえすればやるだろうと見切り発車で入学しました。まだ履歴書書かなきゃいけないのか?
半年で8科目ずつ取れれば4年で卒業と書きましたが、いうてそんなに頭に入りそうにありません。
- 入学金:24,000円
- 授業料&テキスト代:11,000円×6科目
- 前にいた大学等の単位をカウントしてくれるか確認してもらえる費:10,000円
計100,000円也
過去大学と名の付く建物に出入りした記憶*4がおぼろげながらありますが、その頃に得た単位をいくらか引き継げるようです。ただ中2で受験戦争からドロップした人間がまともな教育を受けているはずもありませんので望み薄です。来月結果が届きます。楽しみ。
お金もあまりかかっていません(というか良心的価格過ぎる)し、最悪卒業できなくても・・・できても最短でも3年はかかりそう。人生五十年ならとっくに棺桶に片足突っ込んでるんですが、こっから3年。書いてて胃が痛くなってきた。でも青春に期限なんてない。探求心に歳は関係ないと思うよ(だってそうだろ?)
あとがき
このように、もし学生時代に学生することができなくても後で帳尻を合わせられます(合わせられるとは言ってない)。あーしんどいやめやめ!っつって今後一切この話をしなくなる可能性もありますあります。
手を付けるのが遅すぎて、または今月に限って楽しげなイベントが毎週ありすぎてもはや師走なんですが、どうにか課題は提出できそうです。できればこの学びを活かして困っている人の話をうまく聞けるようになりたい。
最後に最近、一つご質問をいただいたので答えを考えてみました。
周りの5人の平均が自分、所変われば人も変わる、どこへ行っても気の合う人に出会える・・・うーん。私だけだと心もとないので、これを読んでいる人生経験豊富なみなさんもどういう答えになるか考えてみてください。
Q. 大学に入れば世界が変わるのか?
A. それはそう
*1:同じ人が一生代表やってそう。令和の日本においても地図の端っこや奥まったところには〝集落〟という概念があり、その長を〝総代〟と呼びますがたぶんそんな感じ(適当)。村民が集まって消防団の予算とか決めたり、田んぼへと続く山道の草を刈ったり、年末に宴会を開いて一年の労をねぎらったりするんだと思います
*3:本当はスクーリングと称して神奈川に行って5日間の講義を受けられるはずだったのですが、コロなんとかのせいでおじゃんになってしまいました。先生も同級生も一人も顔を知りません。悲しい
*4:茶道部でお茶点ててたことしか覚えてない。先生からお借りした立派な着物を着た、髪色の明るいアヒル口したムカつく若者の写真が見つかりましたが、ここでお見せすることはできない