春分の日の島

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  • かりか@crnons
デルミンはまたもや船に乗っています。今年はたくさん乗りそうな予感がします。
2021年3月20日


4年ぶりに友達に会いました。

会うってのはただ同じ場所にいることじゃない。「世間話をする」ことです。私は4年もしなかった。

一体どんな話をしたのか。つーか4年も何してたのか。それはさておきこのまぶしい令和3年3月吉日の島みて。


★海沿いの神社★


「鳥居ピカピカじゃない?昨日建てたのかな」
『いい時に来たな』



ニッコリ










★山沿いの集落★


島は家から歩いて山2分海2分みたいな家が多い。うちもそう



斜面に面した家々



『NARUTOで見た』



少子化高齢化のかっそかそでどうせ子どもいないのに大変充実した遊具。私も同級生は11人でしたがこんなアトラクション近所になかったぞ・・・







★仏舎利塔★

日本仏教の黎明期。多くの偉人が流刑された島であり、神社仏閣が多い。


🔥山火事危険







(-人-)ナムナム



「これがあの、家康に難癖つけられて大坂の陣を引き起こしたとされる・・・」
『家と康を分けたやつな』
※違います



現代は、核戦争を頂点として、内戦・貧困・飢餓・公害をはじめ人類滅亡の一大恐怖が充満しきっております。お釈迦様は、およそ二五〇〇年以前に今日のこの様な大悪の起こることをお見通しになられ、人が人を殺すなと云う不殺生の大戒をお示しになられました。

一期の命は短く、力はささやかではありましても更に但行礼拝を深め、相互に和合する輪を広げて行くならば、必ず時代の大悪を転じて世界平和を建設することが出来る筈であります。皆様共々努力を重ねてまいろうではありませんか。合掌



世界平和を願って全国・世界各地に建てられている塔のようでした。



高校の近くにあった別の仏舎利塔(200X年夏)




★棚田★


棚田とは、棚のような田。大きい機械が入れないため田植えや稲刈りが大変そう


しっかり整備されており風光明媚な観光地にもなっている。うちの山なんか雑草だらけやが・・・



「なんだこの看板・・・エキノコックス?毒キノコだっけ」
『キツネに寄生するやつやろ』
「それだ!なんでキノコが出てきたんだろ」
『キノコが含まれてるからじゃ?』
「それだ・・・」



なんと泊まれる。

equinoxイーノックは『彼岸』に加え、『春分』という意味もあるらしい。この符合・・・!



ふきのとう




★お昼ごはん★


桜色カレー!
味はグリーンカレー風。ピリ辛で美味🍛




★博物館★

あの「週刊 1/1千石船を作る」の完成品が置かれている。



↑全国から集結した船大工の手によって作られたこの船の1/1モデルが展示されており、実際に乗船できる。そのまま新潟へ渡ることもできる



隣接する大正時代の小学校の校舎には、昔の生活用品や当時の資料や写真が多数展示されていた。


パソコンもプリンタもなかった時代のポスター。いつのだろう・・・



コロンしか勝たん


shukunegi.com↑ここ!!




★おやつ★


大事です。※大豆



さしむき=さしあたって
ふかふかでおいしい🍩




★帰りの船★


この日は高速船「あかね」が運航される最後の日で、すれ違いざまに最後の航海を見ることができた。



佐渡汽船Facebookより)

島に帰るたび、船を降りるたびこの三姉妹の等身大パネルが出迎えてくれていた。姉妹が離れ離れになってしまった今、もう見ることはできないのだろう。

いつも、いつまでもそこにあると思って私たちは通り過ぎてしまう。失って初めて気づく。もうそこにはいない。もう会うことはできない。
さよならあかねちゃん。


あとがき

バカみたいに落ち込んでてずっと誰にも会ってなかった。あらゆる既読を年単位で無視してた。楽しかったこと。辛かったこと。誰かに聞いてほしいこと。誰にも言わなかった。

人格とは言動。自分の考えを誰かに話して、それに対する返答を聞くことで、自分の考えを反芻できる。だからずっと一人でいると自分がぼやけてしまう。自分を忘れてしまう。


でも4年ぶりに友だちと会って一言交わした瞬間すべてを思い出しました。あの頃と何ら変わらない俺らがそこにいました。

何度でも行きたくなる、これを読んでいるあなたにも行ってほしくなる、いろんな場所へ連れて行ってもらいました。言いたいことは一つだけ。あざす!!!!!