ショップバトルレポート0121

『わたくしがダノヴァを召喚しますので、そしたらゴッスレにメガバイソンを乗せてください。そしたらわたくしが「ブレイヴを呪え!」と言いますので、そこで一言・・・』



▽登場人物
 えりさん:ガンスリンガーも裸足で逃げ出す天霊使い。今回彼女のホームである大野屋商店にて開催されるショップバトル(以下SB)に我々を招待してくれたのだ。

 Mr.羊:曰く「ゲームは“持っている奴”が勝つ」らしく、彼も何か光るものを持っているのだろう。二度目のSBでサクッと優勝してしまった。

 たみくん:下の二人は優勝できない星の下に生まれた。はずだった。昨年末クリスマスカップで悲願の初優勝を果たした彼は、今回急に補講が入って不参加となった。順位が繰り上がるな・・・

 かりか:佐渡勢*1最後の良心。先述の通りたみ氏が優勝してしまったので、後は私が優勝するだけである。


▽大野屋SBなう
 大野屋というお店は聞く所によるとアットホームな雰囲気の隠れ家的お店らしい。その実ほがらかなマスター(以下おっちゃん)とその奥さんの人柄によるものと思われるのどかな雰囲気に満ちていた。えりさんはなんかカウンターに出入りしていた。アットホームだ。

 加えてSB参加費100円、参加賞に缶ジュース。しかも『20位以内に入れなくても20番以内に予約をしていればプロモーションパックが貰える』夢のようなお店であった。しかし若干交通の便が悪い。なので誰もこんだろ優勝ワンチャン!と下卑たことを考えていたら36人スイスドローゲートオープン!

 とと「やー新しいデッキ組んだけど紫は無理だわーマジ紫は無理だわー」
 かり「へー」

 大野屋は駄菓子屋と手芸屋とを併設していた。私は小学生の頃、駄菓子屋を併設していた書店で遊戯王カードを買い、家に帰って中身を開けるまで、遊戯王ではなくシャーマンキングのカードを買ってしまっていたことに気づかなかった。そんなことを思い出した。

 とと「ビッグカツあるじゃん!10年ぶりに食うわー」→「原材料 魚 か・・・」
 かり「知らない方がいいこともあるようだ。オレはやめとこう・・・」


 おっちゃん「ショップバトルの日はパックが安い!」 かり「買いましょう!」

 かり:ガウェイン×2、鳥×2(チョーウンとショカツリョー)、なうまってきたシティー
 とと:アシュライガー、バァラル
 
 半泣きでビッグカツをはんでいるとついに開戦。ちなみにアシュライガーはもらった。俺はアシュライガーを引いたぞ!代わりにドリアをおごった。


▽初戦!
 おっちゃん「じゃーととさんとー…かりくん(くん?)」
 ととかり「「!?」」
 おっちゃん「あれ、身内のかた?」
 とと「いえ。初対面です」
 
 ゲーム1:ダノヴァの返しで出てきたゴッスレがダノヴァスルーして本体を叩きに来たせいで辛うじて勝利。
 ゲーム2:2体のワルキューレ・ミストLv2を前に沈黙するストロウパペット3体。
 パペッツ「これじゃあラチがあかないよぉ〜」




 かり「俺は3体のスピリットを生贄に捧げ!滅神星龍ダークヴルム・ノヴァをLv2で召喚!!」2秒後その巨体に三つ穴開けてデッキボトムに永遠に埋葬された。敗者必滅(笑)ここで制限時間いっぱい。

 ゲーム2はライフ差でととの勝利となり、運命のゲーム3。ジャンケンポン!


 かりかは真っ二つになった。チョキだ。パーではなかったのだ。固く握りしめた拳を前方へ突き出すだけでよかったのに…かくして事実上の決勝戦は幕を下ろした。

 続く二回戦、私は相手のタマムッシュがさりげなく6コア増やしていたことに気づいた。しかしそこにいるはずのない蟹は既に戦場にまかり通っていた。負けた。お前は何年カードゲームをやってきたのかと思って泣いた。

 その後サイゼリアでドリア食べて帰りました。えりさん送ってくれて本当にありがとう!完


▽帰路
 かり「しかしナウマンだったとはな。この前バトスピは5色のゲームとか言ってたじゃねーか」
 とと「なうまってきた」
 かり「ずりー!俺もそれ言いたいが為だけに使いたいし」
 とと「次回ナウマングリーンで出るわ」
 かり「なにそれ?」
 とと「ストームアタックで起きるねん」
 かり「ぞうさんが元気になるわけだ(0点)」
 えりさん(時速60km)「・・・」
▽後日談
 かり「ゴッスレの鑑賞会やります!!!!」
 たみ『優勝したの?』
 とと「どうですこの輝き(デッキからゴッスレを取り出しながら)」
 
 その後三人は日が変わるまでナノブロックを組み立てていたのであった
 のであった


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*1:ぜる-とと-たみ-かり